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成長痛は痛い!!
成長痛というものは子どものころによく聞く言葉ですが、医学的な定義は存在しません。
成長期の膝やかかとなどの痛みを指すことが多いです。
そんな成長期に、
なぜそのような痛み・炎症が起こってしまうかというと、
⚫︎骨が柔らかい
⚫︎骨が伸びている
⚫︎筋力が増えている
この3つが原因になることが多いです。
成長期には骨の端っこに柔らかい部分があり、
その部分が成長するときににょきにょき伸びていくんです。
その柔らかい骨が、
どんどん伸びている時期に、筋力もアップしていき、張りも強くなる。
そうすると、張りの強くなった筋肉は
端っこの柔らかい骨を何度も何度も刺激し、
炎症を起こします。
運動を激しくしている子の方が発症しやすいですね。
成長+スポーツの疲労で、
もう、筋肉はぱつんぱつんです!!
そういう子たちの治療はアイシングと筋肉の緊張を和らげるように、マッサージや鍼をします。
とにかく、骨の端っこの炎症を抑えることと、
筋肉の緊張をとることが大事です。
成長は止められないので、
痛みが強くなっている子はそれなりに時間がかかることが多いですね。
なので、みのわでは悪化がひどい場合は除きますが、練習しながら治す!
を目標に治療しています。
痛みが強くても、できる練習はあります。
早め早めに悪くならないうちに治療を開始しましょう。
スポーツしている子は特に!!
痛みがあると練習に身も入らないし、
負けたり、いやになって、止めてしまう子もいます。
やめてしまうなんて、今まで頑張ってきたのにもったいないなーと思う子もたくさん見てきました。
1人でも、スポーツする楽しさ、厳しさ、くやしさ、せつなさ…を経験して大人になってもらいたいなと思います。
ファイトー!!!